はるちゃんの「とりとめナイト」にアンドモザイクスメンバーが出演!
嘉穂劇場&.mosaiquesへの熱い想いを語ったよ!
はるちゃん(は)
かよねぇ(か)
は)かよちゃんこんばんは~
か)こんばんは~
は)今日はお忙しい所ありがとうございます。
か)はーい。
は)私たちはアンドモザイクスという劇団で台本のないお芝居をしていまして。
今回アンドモザイクスが立ち上がって初めての旗揚げ公演を、
なんと、飯塚いや福岡いや日本を代表する劇場の嘉穂劇場でするんですよね。
か)そうなんですよ~
は)オンラインで今回配信するんですけど、「嘉穂劇場いいね!」「行くよ!」
って言ってくれているお客さんもいて、「すみません、無観客なんです。
いつか嘉穂劇場に来てももらってみてもらえるように頑張りますと」お客さんに伝えています。
かよちゃんは飯塚出身ということで嘉穂劇場について
メンバーの中でも一番思い入れがあるんじゃないかと思って、
今日は嘉穂劇場への思いっていうのをかほちゃん(※かよちゃん)に話してほしいなって。
か)もうかほちゃんでもかよちゃんでもいいですよ~(笑)
は)一番最初の嘉穂劇場での思い出って覚えていますか?
か)一番最初がね、自分自身の記憶なのか曖昧なくらいなんだけど、
3歳の時のピンクレディでした。ピンクレディーの解散前のライブだったかな。
嘉穂劇場って1200人くらい入るんですよ。で、しかも升席なので
座ってお芝居を観るって感じなんだけどみんなその時は立ってたのよ。それが最初かな。
は)升席ってみんなピンと来ているのかな。お相撲のさ、前のほうに座る人のイメージよね。
か)そうそう。今開場っていす席が多いじゃないですか。
椅子じゃなくって、野外ライブのブロック支店みたいなやつ。
ロープじゃなくて木の区画に4~6人は入れるくらい。そういう升で区切られた席に座るんです。
後は2階席。基本的には座布団ですね。
は)趣がありますね。椅子だとちょっとかしこまった感じになりますけど。靴も脱ぐしね。
か)あとは歴史的なことなんだけども、今の建物の前身は大正時代に作られたって歴史があるので、
舞台から見ると一番奥、客席の後ろに警察官が座って「この芝居が社会的に大丈夫かどうか」を
検閲する席があったのよ。でも、お芝居とかって、その時にぽろっとやってしまえばわからないじゃない?
は)そうね。特に私たちの場合台本がない芝居なんてね。
か)イギリスとかでも、最近まで何を言うかわからないからやっちゃだめだって言われていたのよ。
何言うかわからないからね。体制の批判とかね。結構規制が厳しかった。
だから嘉穂劇場にその席があるってことを見るたびに、
ここ(検閲席)を使わせないようにする文化の力が大切だなって。
は)なんか鳥肌たった。私は、今って表現の自由っていう意味で分岐点な気がしていて。
これからも自由にやっていけるのかって。歴史的に大きな分かれ道になりそうなこの時期に、
そんな席がある嘉穂劇場で、私たちが即興芝居するって、なんかパズルがピタピタピタってはまった気がする。
か)そうだね。高校生になると地区大会を嘉穂劇場でやるのよ。ぜいたくでしょう?
でもね、おもしろいのが、地区大会は嘉穂劇場でやって県大会はホールなのよ。
だから県大会に行けるようになると音響とか照明とか出はけとか全部やり直しなのよ。
みんな嘉穂劇場に向けて、花道とか使う作品作ってくるから。
は)そうだね。私たちも、会場の作り全部を使って遊びたいなって思うよね。
そのためにも私たち自身のパワーあげていかないと嘉穂劇場に負けてしまうね!
か)しかも今回無観客のオンライン配信。どっちの良さも感じている。
私たちは今回100人の友達と舞台に立ちたいってことで友達(お客さん)を集めているんですけど、
実際に嘉穂劇場でやるとしたら、1200人入るホールに100人入ってもちょびっとな感じになってしまう。
だけど今回はオンラインなので100人の観てくれる人たちの力はぐっと感じられるって思ってる。
嘉穂劇場としてもソーシャルディスタンス考えるんだったら、
升ごとにゆったり座ってもらえば結構入るんじゃないかな。
ちなみに嘉穂劇場だけ見たい人、7月から劇場見学も始まっています。
舞台下の奈落、回り舞台とか面白いセットがたくさんある。
ちょっと古い人だと「ドリフ」って言ったらわかるかな。
下からすっぽんっていう、人から飛びてでくるセットもあるんだけど、それが、なんと、「人力」なんです。
は)すごいよね~
か)これも歴史があって、実は回り舞台がコンクリートで動かないように止められていた時があった。
嘉穂劇場に力道山が来てプロレスすることになって。
動くと危ないからコンクリートで固めたって(本当かどうかわからない)噂もある。
は)ローカルな情報ね(笑)
か)2006年に洪水があって、嘉穂劇場も浸水してしまって、
全国から支援金が集まってどうにか復活できたんです。
今使えているのも、全国の皆さんの嘉穂劇場への熱い思いがあってのことです。
は)本当だね。私たち、7月18日土曜日に嘉穂劇場のステージに立たせてもらうわけだけども、
それは私たちと私たちのファンの人たちだけじゃなくって
大正時代から嘉穂劇場に携わってきた本当に何万何億って人の思いや熱量を受けて立つことになると思うので、
ぜひ観る人にはそれを感じていただけたらなって思います。
ぜひ、見ていただきたいです、よろしくお願いします!
かよちゃん、ありがとう!
か)よろしくお願いします!ありがとうございました~!
【とりとめナイトReborn】
北九州在住歴5年!そのディープな魅力を独自の視点で発掘する春野早苗が、北九州をテーマに遊び倒すエンタメ番組。
北九州を愛するあなたは、北九州をもっと好きに!北九州を知らないあなたも、北九州をきっと好きになる!
放送日時:毎週金曜20:00-20:58
ラジオ局:Air Station hibikiより放送
パーソナリティ:春野早苗(即興パフォーマー)
ゲスト:北九州にゆかりのある素敵な皆さま